不動産賃貸管理業法制化の流れ

2021年2月23日 お知らせ, 不動産オーナーの方

コロナ禍の中、ズーム、テレワークやリモートワークなど横文字がどんどん増えています。『DX』を『デラックス』と読み、微妙な思いをしないようにしたいです。『DX』とは『デジタルトランスフォーメーション』と読むそうです。『トランス』を『X』と省略するようで、デジタルトランスで『DX』となったようです。意味は『デジタル技術を活用し変化して進展しよう!』という意味のようです。
 前置きが長くなりましたが、『変化』は我々の業界においても来年にある予定です。それは不動産賃貸管理業の法制化です。賃貸住宅の管理業務適正化に関する法律は令和4年度の施行を予定しています。
 賃貸住宅の単身世帯化や外国人居住者の増加、賃貸住宅の需要があり、管理業務の高度化やトラブルの増加などがあり法制化となるようです。
 国交省では、賃貸住宅管理業について、一定の事業者を登録制度とし、業務に精通した業務管理者を設置させるなど、不動産賃貸管理業を法制化する動きがあります。
 具体的には、賃貸住宅管理業者は登録義務(200戸未満は任意)とし、宅建業とは別に登録する必要があるようです。業務の義務として4項目が挙げられます。①業務管理者の設置②管理受託契約前の重要事項説明③預かり賃料等と自己財産の分別管理④定期報告などです。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像